きょうは12時に人と待ち合わせがある。それまで、やはり散歩をするのだった。テソンチプから西大門駅を通って鍾閣方面へ。この通りは初めて歩く。やがて見慣れた景色が。教保文庫へ行ってみる。あぁちょうど開店だ(9時半)。辞書や地図、教材などをひと通り見てから、永豊文庫へ行ってみた。以前、小さいソウル市内地図があったはずなのだが、どちらにもない。新しいのが出る予定なのか・・・
11時半か。待ち合わせの総神大入口駅へ向かう。鍾閣駅から乗って、12時の10分前に着いた。待ち合わせの相手はパサモのサイト運営者DOLBYさん。実はこれから、パイランの撮影監督であった김영철(キム・ヨンチョル)さんと昼食をごいっしょさせていただくことになっているのだ。
撮影監督として関わったキム・ヨンチョルさん自身も、パイランには思い入れがあって、好きな作品のひとつということで、たまにパサモサイトを覗いていたそうだ。そこで、唯一日本人会員である私が目に付いたらしい。この私のサイトも見てくれていて、先月メールをいただいた。何度かやり取りしていたが、「来月また撮影地旅行へ行きます」と書いたところ、「ではいっしょに食事でもいかが?」と返信をいただき、今回の運びとなったわけだ。
DOLBYさんと合流して、キム・ヨンチョルさんとの待ち合わせ場所に移動する。ほどなく、白のオフ車(っぽいの)でキム・ヨンチョルさんは現れた。そして私たちを乗せて発車、着いたところはアグ(アンコウ)料理の店だった。「チムとシャブシャブとどちらがいい?」「ではチムを」ということでアグチムをいただくことに。
キム・ヨンチョルさん、日本が好きで、日本人の知り合い(映画関係)もあるそうだ。だからか、少しだけだが日本語もできる。意外だった。私も、オフ会で使った例のプリントを見せて自己紹介。と例のおみやげを。そして、今回の撮影地旅行の話をしながら食事をした。アグチム、うまかったわぁ。もちろん締めのポックンパプも。アンコウを堪能後、キム・ヨンチョルさんの仕事場(事務所)でお茶ということになった。
事務所は、ビルの1階と2階を使っていて、1階を入ったところと、照明等の大型機器の置き場。そして2階は、いかにもクリエイティブな仕事場という感じ。ここでお気に入りの中国茶をいただきながら、しばし映画を中心としたお話を・・・
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