4.フリーの日

2008/03/29(土)

5:30起床。風呂へ入って、顔を洗って、6:30に、朝食を食べに出かけようとしたら・・・雨じゃん。よかったわぁ、きのうじゃなくて。傘を取りに戻ろうとすると、フロント氏が傘を貸してくれるとのこと。借りて外に出た。

マポオッへ行くか。乙支路3街停留所で261番バスを待つ。この時間はまだバスが少ないみたいで(土曜だからかも)、なかなか来ない。やっと来たと思ったら、連なっていたバスで私が見えなかったみたい。パスしていった。傘振ってアピールしたんだけど。これは止めろってことかな?・・・

コムタンの名店と言われるハドンガン(河東館)へ行くことにした。10年以上前に一度食いに行ったことがあるのだが、そのときは、うまくもなくまずくもなく、何ともない店だなという感想だったのだが、去年だったか、再開発でかつての場所を追われて、ミョンドンへ移転して来ていた。それで、いつか再チャレンジしたいと考えていた。いい機会だ。

7時開店だが、店に着いたのはまだ10分前。近くで雨宿りしながら待つ。7時になったので行ってみると、すでに8人のお客さんが入っていた。私が入ってからさらにふたりが。コムタン8,000ウォン。なかなか強気な価格。しばらくして運ばれてきたコムタン、見た目よし、においがちょっとだけ気になる(肉の脂?)。塩を入れてかき混ぜ、ねぎもたっぷり目に入れてさらにかき混ぜる。どうだ?・・・なかなかいい味のスープだ。肉はちょっと硬い気もするが、量も多くてよい。いいんじゃない?というのが感想。写真は夕方に撮ったもの。



宿に戻って、PCルームにどかっと腰を下ろし、インターネットとメールチェック。水曜からずっと見てなかったからメールもたまってた。9時過ぎまで陣取り、情報を追いかけた。

きょうは夕方までフリー。久しぶりにロッテワールド(デパート)へ行ってみようと、9:30過ぎに出かける。そして最寄のチャムシル駅に着いたのは10時過ぎだった。デパート本館は10時半から営業なので、すでに営業している免税店へまず行って、それから本館へ。スポーツ用品売り場を覗いてみたが、特にこれといったものもないし、戻ることに。

チャムシル駅から乗ってシンダン(新堂)駅で降りる。ちょっと早いが、昼食にウォンハルモニポッサムへ。11時半前、到着。ここのポッサム定食が前から気になっていた。マポナルのポッサム定食との比較がしたかったので。でどうだったか。いい。7,000ウォンであの内容はありだと思う。小さなトゥッペギに入れて出されたチョングッチャンが一番うまかったようなw。ただ、マポナルと比較すると、豚肉が好みの煮方なのでマポナルに軍配が上がる。価格も6,000ウォンだし。



ウォンハルモニを出て徒歩で北上、シンソルドン(新設洞)駅から地下鉄に乗りチョンノ5街駅へ。ちょっと探し物をして、再びチョンノ5街駅に戻りチョンガク駅まで移動、教保文庫へ。地図と韓国語教材売り場を覗いて、近くの東和免税店をぶらり。その後、歩いて2号線の市庁駅まで行って新村駅、そして目的地のハングルパークへ。初めて来たが、こぎれいで品数も豊富そう。定価の10%オフなので、高価なものやまとめ買いのときは特にいい。辞書もここで買えばよかったなぁ。今回は、カナタの教科書を2冊買って店を出た。

宿に戻って荷物を置き(14:30)、ロッテデパートへ。途中でアンパンを買ってかじりながら向かう。ロッテでは、地下の食品売り場へ。韓国へ来るようになってやがて20年になるが、最近になって韓国海苔にハマってしまい、ここ数回は、帰りに空港の免税店で購入していた。旅行中はなるべく荷物が少ないほうがいいのでこうしていたのだが、それでもちょっと高いかな?と思えたので、今回はここで見てみようかなと考えていた。ナビの割引クーポンもあったし。

のり売り場で。弁当用と言うらしいが、小袋に入ったタイプのヤツ、あれが目当てなのだが、各社各種類(味付け)を出しているのだが、ほとんどが「岩のり」なんだよね(免税店でも)。私の好きな、普通の「在来のり」は一種類か二種類。穴があいてるのが特徴の岩のりは、ご飯が巻きにくいんだよね。だから私は、そうでない在来のりの方が好きなのだが。ひと通り各社回って、結局「東遠」ののりを購入した。価格的にも満足しているが、やはりかさばるねぇ・・・

アンパン余談。ソウルのベーカリー事情はまったく知らないが、GRAZ PATISSERIEという店のアンパンがうまかった。あんもしっかり詰まってて。まぁ値段がそれなり(900ウォン)なので、当たり前といえば当たり前なのだが。チェーン店なのか、宿の近くで2軒見たなぁ。ここのと比べると、PARIS BAGUETTEのはスカスカ。値段も違うけど(確か700ウォン)。意外なところだと、ファミマの600ウォンのアンパンもうまかった。次回からは、アンパン比較もしようと思う。

宿へ戻り、PCルームでネット&メールチェック。部屋でちょっと休憩する。18時には、パサモのDOLBYさんとミョンドン駅で待ち合わせなので、それまで。彼に、日本限定版CDとDVDを頼まれていて、それの受け渡しと晩飯をいっしょにすることになっていた。

18時、ミョンドン駅の9番出口で落ち合い、出口を出てすぐのところにあるFX KOREA忠武路店へ行き、そこで彼はウォンを円に両替して私に支払い。その後、夕食をとるべく、ソン・ヘソン監督の姉上様がやっているというプデチゲ屋へ歩いて向かった。忠武路駅近くにあったその店に着くが・・・閉まってた。「ほかへ行きましょうか。○○さん(私)の食べたいところでいいですよ」と言うので、ちょっと考えてから、「じゃあタッカンマリを食おう!」と彼をテソンタッカンマリへ連れて行った。

テソンタッカンマリ、もともとタッカンマリが売りの店だからな。きのうタッコムタンを食べてうまかったし、タッカンマリにも期待できるなと思っていたのでちょうどいいや。しめしめ。店に入ると、アジュマ(社長?)が私を見て、あぁきのうのお客さん、みたいな反応。タッカンマリを注文する。

タッカンマリは、おととしの夏に一度だけ、東大門市場のチンハルメ(いまは店名が変わったが)へ行ったことがある。まぁ普通の鶏なべって感じだったのだが、ここのは・・・すでに鍋に刻みニンニクやコチュが投入されていて(チンハルメは好みで入れる)、いいにおいだ。煮えてきたので食べてみる・・・うまい。チンハルメより断然いい。韓国料理っぽさがある。鶏肉もやわらかいし、値段も1万ウォンだし。ただ、野郎ふたりには、量的にちょっと少なく思えた。そして締めのポックンパプだが・・・これがいい!こういうポックンパプでうまい!と思ったのは初めて。普通は、うんうまいね、ぐらいだったが。何だろう、どこかほかと違う要素があるようだ。のりかな?いつかひとりでチャレンジしてみようと思った。

ここでDOLBYさんと別れて(19:30)、忠武路のこの界隈を散歩する。これで終わり(メシが)はちょっとさびしい気が。何にしようか・・・とりあえずアンパンを買って(もちGRAZで)、宿へ戻って・・・あ、ここにするか。気になってたんだよな、この店。このあたりの印刷屋さんをメインのお客さんにしているのであろう、この店へ入ることにした。

ホナム食堂。下町の食堂って感じ。ここの「クルビペッパン」という文字がいつも気になってた。クルビがイシモチの干物であることや、韓国人にはポピュラーであることは知っていたが、食べたことがなくて。だからもちろんこれを注文した(4,000ウォン)。でどうだったか。いい。でも朝食向きのメニューだなと思った。夜食にもいいかな。重くなくて、体の負担にならないというか。ただここ、朝は早くないんだよなぁ。朝からやってればひいきにするところなのに。店を出て(20:30)、店の写真を撮っていたら、アジョシが出てきて「何で撮ってる?」と。「記念に・・・」と言うと、納得して店の中へ入っていった・・・



腹ごなしにもう少し歩いて、宿へ戻って風呂入って寝た。

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