5時半起床。余裕で身支度をして6:40に家を出て、空港には7:40に着いた。チェックインを済ませ、お土産を買いに売店へ。初日のきょう、ある方をを訪ねるのでそのために。名古屋っぽい「ういろう」にしようかと思ったが、千なり(どらやき)をチョイスして出国手続き、そして中へ。
いつものように雑誌「正論」を読みながら時間つぶし。やがて搭乗時刻(9:20)が近くなったので本をしまって用意をしていると、警察官がよく行来していることに気付いた。いままでにはなかったことだ。何かあったのかな?そんな中、搭乗予定時刻を過ぎて「・・・保安検査機器に問題があり・・・」とアナウンス。金属探知機が作動してなかったとか。再検査だと。おいおい・・・
新聞記事によると検査場の外は大変だったよう。私たちは結局、検査場に戻ることなくゲート入口で手作業で再検査。警備(検査)員が汗だくになって、ひとりずつ手荷物とボディチェック。9:40発の予定が12時発。記事には最大2時間の遅れとある。オレらかい!
猛烈に腹が減ってる。本来ならインチョン空港に着いてる時間だ。いつもは食べない機内食だが、このときばかりはありがたく頂いた。ちっちゃな寿司が4、5切れだったが。昼食は何にしようかなぁなんて考えていたのに、ん~メシ食ってる暇はないな。遅くとも15時にはそちらへ伺いますってメールしてあったからなぁ・・・
インチョン空港に着いたのは14時ちょっと前。飛行機を降り、ビジネスクラスの連中を抜き去り(競歩状態)、一番でイミグレーションへ。速攻で空港内のファミリーマートへ行ってアンパンと500ミリペットのお茶を購入(2,100ウォン)、それから空港リムジンチケット売り場へ行って3枚購入(24,000ウォン)、バス乗り場に着くとすぐにバスが来た。
リムジンチケットはどうして3枚購入したのか?今回の往復分の2枚以外に、次回(12月)のソウル市内→インチョン空港分に使いたかったので。次回はプサンから入国するから。たった1,000ウォンのことなんですけどね。
バスに乗って席に着き、コンビニでのお釣り900ウォンを小銭入れに入れて・・・と入れたのは覚えているのだが、それからどこにしまったのか覚えていない。はい、今回はこれを失くしますた(泣)。先月のパスポートに続き・・・パスポートは見つかったからよかったのですが、結局小銭入れは見つかりませんでした。中身は100円ほどですが、財布は5千円ぐらいはしたよな・・・
バスの続き。当初、マポ(麻浦)で降りて、マポナルでポッサム定食かマポオクでソルロンタンを食って、その方の仕事場である弘大近くへ行く予定だったのだが、飛行機が遅れてしまったので、弘大へ直行することにした。もう何年ぶりだろう、この路線に乗るのは。いつもえらく渋滞する路線というイメージがあったのだが、弘大近くの西橋ホテル前の停留所には40分ほどで着いた(15時)。マポと同じやん。
さて、今回のお目当ての方の話。写真作家(と呼ぶらしい)のカン・ヨンホ(강영호)氏。パイランのポスター、カンジェがパイランをおんぶしたあのポスターとかの写真を撮影した方です。YAHOO!KOREAだったかな、パイランのことを検索しててこんな記事を見つけました。
この人がポスター写真を撮った人なのか。ならば、わからなかったソレポグのあの場所もこの人に聞けばわかるかもしれないぞ、とこの方のことを調べてみたところ、そのHPを見つけることができ、そこにあったメアドへ尋ねてみたところ・・・
「・・・パイランとカンジェがベンチに腰掛けている写真はソレポグ市場の中だったと思います。いまもあるかはわかりませんが。それと、おんぶしている写真はオソム軽飛行場で、その近くにあった教会の近くでも撮りました。ソウルへお越しの際はご連絡ください・・・」との返信を頂きました。ソレポグ市場はともかく、おんぶ写真はソレポグの近くにあった廃塩田だと思っていたのが、全然違うところだったとは!しかも、教会のある写真は合成だと思っていたのに、それが本物とは!これは思わぬ収穫!燃えてきたぜぇ。
↑メールは5月中ごろのこと。11月に行く予定ですので、その際はよろしくお願いいたします、と返信してさっそく検索開始。すると、オソム軽飛行場はファソン(華城)市にあることがわかった。スウォン(水原)の南西あたりだから遠くない。さらに検索をすると、その近くに教会がふたつあることがわかった。このうちのどちらかだな・・・
バスを降りたところへ話を戻す。15時、思ったより早く着いた。地図を見ながら弘大の方向へ歩いて行く。番地的にはこの辺りのはずだが・・・近くに来たら電話してくれ、と電話番号を教えてくれていたのだが、電話でやりとりできるほどの韓国語の力はないので、なんとか自力で探し出したいのだが・・・やがて30分になるし、まずは人に尋ねてみることにした。
あるビルから出てきた若者に「ここわかりませんか?」とやったところ、その紙を見ながらうろうろしてから、あぁ電話番号書いてあるやんって感じで自分のケイタイを取り出し、電話で聞いてくれた。少し話をして、私にその電話を渡し、話せという。話せねぇっつうの、と思いながら電話を耳に当てると、「モシモシ、チカクニ○○○トカイテアルビルハアリマセンカ?・・・」と女性の声。日本語やん!そのビルの3階にあると。そのビル、私が道を尋ねた彼が出てきたビルですたw。彼も苦笑い。
ビルの3階、そこにサンサン写真館はあった。名刺を用意して・・・とカバンの中をモゾモゾしていると、ドアが開いて中から女性が出てきた。「アッ」「あっ、私○○です」「ドウゾ、オハイリクダサイ」「失礼します」。中に入っていくと、記事で見たカン・ヨンホ氏が出てきてくれて、お互い握手・あいさつをした。
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