マポオクの後は決めてない。というか選択肢はふたつ。パサモメンバーが教えてくれたスンデクッパの店へ行くか、次の目的地である慶尚北道のチョンド(清道)へ行くか。かなり迷う。心は若干チョンド寄り。スンデクッパはあまり興味がないし、チョンドへ早めに行ってあすの主目的のための下調べをしたいし、で。どうしようかぁ・・・で、ソウル駅方面も通って鍾路辺り(スンデクッパ屋)も通るバスに乗って気分で降りよう、と決断し、バスに乗った。
しばらく走って「忠正路」のアナウンス。ソウル駅ならここか、よし、ここで降りようと思ったのだが、「その次はソウルヨク・・・」のアナウンスを聞いて、あれ?次のほうがソウル駅に近いのか?と思ってパス。その「ソウルヨク(駅)ナントカ」で降りることにした。
でその停留所で降りた。どこだここ?見たことはあるなぁ・・・あ、テソンチプの帰りに歩いた道じゃないか!?ということでそこは西大門区だったw。走っているときからおかしいなぁとは思っていたのだが。ソウル駅とは全然関係なくて、「ソウルヨク・・・」と聞こえたのは「ソウル・ヨクサパンムルグァン(歴史博物館)」だったのだ。あっちゃー!まぁいいか、時間はまだあるからな、とソウル駅方向へ戻るように歩き始めたのだが、すぐに気が変わった、「これはスンデクッパへ行けっちゅうこっちゃな」
腹ごなしに、ここから歩いてスンデクッパ屋へ行くことにした。ちょうどここ(博物館)からこの大通りをまっすぐ行けばいい。地下鉄の駅で言うと、鍾閣、鍾路3街、鍾路5街・・・
と歩いて近くまで来たが、この店は12時近くから開店と聞いていたのでまだまだ時間がある。さらに散歩してつぶせるような時間(2時間以上)ではない。でPCバンというところに初めて入ってみた。ちなみに、日本でもこういうところ(漫喫?)に入ったことはない。地下にあるその店に入って、インターネットをしたいんだがと言うと、カードを渡された。ふんふん、このカード番号を入力して使うわけね・・・で1時間弱ネットサーフィンをして1,300ウォンだった。いまのレートで100円。便利だなぁ。
PCバンを出てさらに歩き回り、疲れたなぁと思いながら店へ行ってみた(11時半)。11時前に行ったとき、引き戸のすき間から店の人らしきが食事をしているのが見えたが、いまはピッチリと閉められていた。入れるのかなぁと思っていたら、私の前を通ってひとりのアジョシが戸を開けて入っていった。おぉ、いいのかと私も続けて入っていくと、すでに席(ざっと数えて30あった)は半分ほど埋まっていた。「ひとりならこっち(の席)ね」という感じで相席は当たり前。順に詰めて行く。そしてその15分後(11:45)には満席、外には待っている人も・・・
メニューは(貼って)ない。スンデクッパオンリーなのだろうか。店のアジュマは、主人らしきを入れて4人。スンデや肉を切ったりキムチを小皿に盛ったりと忙しい。そしてお客さんは意外にも静か。パンチャン(2皿)は先に運ばれているのでそれをつまみながら、おとなしくスンデクッパが出来るのを待っている。
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