そして本日のメイン。パイランの音楽監督、イ・ジェジン氏。映画パイラン関係者のうちの最後の大物。仕事が忙しい(らしい)こともあるのだが、他の関係者のように気軽にパサモのイベント(忘年会等)に姿を表すこともないので、会うことはできないと思っていた。
私はあまり韓国語ができない。でも、イ・ジェジンさんにはお会いしたいなぁと思っていた。握手してもらうだけでいいので。いやサインも欲しいな。あんな素敵な音楽を作る人だ、きっと知的なオーラを放っているのだろう、そのオーラを受けてみたいなぁとも。
1年ほど前、NAVERだったかで「イ・ジェジン 音楽監督」で検索していたとき、某専門学校(?)の客員教授として紹介されていたのを発見した。そこにメールアドレスも載っていたので、左ジャブ的にメールしてみた・・・「パイランのファンの日本人です。あの音楽は素敵ですね。あの楽譜本などは出されてませんか?あれば韓国に行ったときに購入したいのですが・・・」
数日後、返信が!「・・・楽譜本は出したことがありません。良い返事ができず申し訳ない・・・」と。いえいえ、ご本人からお返事いただけてうれしいです・・・と私は返信した。おぉ、このアドレスは生きているんだな・・・
しばらくは地方へ行ったりと「食」メインで訪韓していたので考えなかったのだが、今回はソウルで2泊するので(時間があるので)、思い切って「お目にかかりたいのですが」とメールしてみた。5分だけでも結構ですので、と付け加えて。
まる一週間経つもレスなし。あぁダメだったかとあきらめて忘れていたのだが、さらに一週間経ったころ、「・・・いま映画音楽の仕事で○○(地方)にいますが、そのころ時間を作るようにしてみます・・・」と返信が。おぉ・・・
そして韓国に行く前の週に、「パサモの知人で○○(私とも懇意のパサモ運営者)といっしょでもいいですか?3日午後6時にソルルン(宣陵)駅に・・・」とイ・ジェジンさんからメール。やった!できょうを迎えたのだった。
チョジャンでかなり時間を食い、ソルルン駅に向かうのがちょうどいい時間になっていた。18時の5分前に待ち合わせの8番出口に出て待っていると、パサモのDOLBY氏がやってきた。彼とは昨年の忘年会以来だからちょうど1年ぶり。久しぶり!とか話しながら待っていると、ほどなくしてイ・ジェジンさんは現れた・・・「ハジメマシテ」「お忙しいところありがとうございます・・・」と握手を交わした。
近くの食堂で食事。普通の韓食屋さん。リラックスできる。私はアルタンを注文した。そして初めて食べるファンテグイ・・・
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