頭から腹(あるいは背)にかけての柔らかくて脂が多いところと、尾のほうの少々硬くなって甘みを感じる(私には)ところとを、いっしょに食べる。具体的には、長いひと切れをまん中で折るように輪のようにして両端を箸でつまみ、その「まん中」あたりにチョジャンを付け、海苔の上に乗せ、その海苔を巻くようにして口の中へパクッ・・・甘い!うまい!そして、柔らかいところと硬いところとで絶妙な食感!たまらん!のである。
海苔だけで食べるのは例のクァメギ屋の社長のマネなのだが、これもなかなかよかった。本来、葉っぱ(野菜)やワカメや細ねぎもいっしょにして巻いて食べるのだが、海苔だけのほうがクァメギの味がよくわかった。かと言ってクァメギだけだとヌチャヌチャしてもうひとつ・・・なのである。葉っぱやワカメなどは、アクセントとして途中にかじったりして食べた。
そうそう、この「クァメギ屋の社長」、このようにいろいろ参考にさせていただいているのだが、コンチ(サンマ)のクァメギに関してはこのムミョンイネシクタンのほうが上。クァメギ屋の社長のところではこのような感動はなかった。3月のあの時、トンマリグァメギを注文するとすぐ出てきたのだが、あれは作り置きの(さばいて冷蔵庫に入れてあった)ものだったのだと思う。だから色も味ももうひとつだったのではないかと。チョンオ(ニシン)のクァメギはうまかったが、あれは目の前でさばいてくれたからなぁ。
さてこのクァメギ、完食してやろうかと思ったのだが、この日はバイオリズムの身体リズムが要注意日で、まだ残りが3日あることだし、ということで少し残すことにした。クァメギ小は2万ウォン(10尾)。ソジュ(焼酎)は半分ほど飲んだ。
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