3.ハヌムルフェ

2013/09/13(金)晴

6時起床。朝食に今回はもみじ饅頭を持参。1個だけ食べて、8時半外出。


コンビニでolleh wifi(1時間)を購入し、チャガルチの海側へ出かけてみた。

何度も来ているチャガルチだが、屋台の裏側、岸壁側へは出たことがなかった。どこから入っていいのかもわからなくて。そこで、チャガルチ市場ビルの向かって右側にあるここから中へ入ってみた(昨年10月の写真)。


あぁこんなふうになってたのかぁ。岸壁に沿って駐車場があり、そこをさらに行くと駐車場がなくなって曲がり角があり、そこで釣りをしている人が数人いた。


私、小学生のころは釣りが趣味でした。釣りキチ三平がバイブルでしたね。中学以降はほとんどやってませんが、テレビの釣り番組は好きで、いまも毎週録画して見ています。それぐらい釣りはいまでも好き、という話^^;

ちょっと見てみると、なかなか型のいいキスが上がっている。いやぁしばらく見入ってしまった。釣れるなら、アジがメバルかボラかと思っていたのが、すべてキス。あ、小さな海タナゴが1匹釣れるのを見たな。

そういえば、チャガルチは昔は砂利の土地だったという話を思い出した。チャガル(砂利)チョ(処)がチャガルチになったとか。だからキスがいるのかと納得。

あぁ腹が減ってきた。ということで移動。地下鉄でナンポから釜山鎮へ。スジョン(水晶)市場内のチャンニョン食堂に10時着。


遅い朝食というか早い昼食というか、いつものフェグクスを注文。待っている間に箸入れから箸を取り出して、あることに気付いた。


ふつう韓国の箸は、金属製で断面が四角っぽい、平たい角柱タイプなのだが、ここのは円柱で、中が空洞になっていて軽いのだ。いままで何気に使っていたけれど、これはつかみやすいなぁ。

やって来たフェグクス。うた子で撮った動画でどうぞ。


フェはチョノでした。チョノのフェグクス、最高です。これで4,000ウォンとは驚きです。もちろんこのチョノは活魚ではないですが、そんなことはどうでもいいのです。うまかったぁ。 


地下鉄でナンポに戻り、うろうろしながら11時半、帰宿。

プサン、暑い!です。ソウルは夕方から朝にかけてしかいなかったので(雨も降ったし)そうでもなかったですが、プサンは暑い!気温的には地元名古屋のほうが暑いですが、プサンも十分暑い!

なので一度シャワーを浴びてさっぱりして、30分のリハビリをこなし、休憩。うた子でwebを楽しみ、暑い日中は部屋で待機。

まだまだ暑いが、ピークは過ぎたであろう15時、外出。某店を下見に行き、それを済ませてから、地下鉄でナンポからソミョン(西面)に移動。ソミョン界隈を散策して・・・

18時、夕食の店トマ ウィエ アムソに入店(写真は17:20ごろ)。保守的な私が、久々の新メニューに挑戦^^;


ハヌムルフェである。ムルフェと言えば普通は魚の刺身(や海産物)を使ったメニューだが、魚の代わりにハヌ(韓牛)のユッケが入っている。テレビで見ていて、思わず「この手があったかぁ!」とうなってしまった。

実は、一般的なムルフェも未食である。とても興味はあるのだが、対象を絞り切れないので躊躇している。対象とは「具」のことだが、魚ならいろいろな種類があるし、魚プラスほかの海産物だったり、それぞれ季節によっても違うし、なので。

その点、ユッケ(牛肉)ならブレが少ない(と思える)。夏場だし、これは食ってみたいと思った。価格も1万ウォンと、牛肉料理としてはリーズナブル。


これは写真だけではわかりにくいので、動画でもどうぞ。




なかなかいい。一般的なムルフェも、凍ったスープはこんな感じで見るのだが、その味がまったく想像できなかった。で、実際に口にしてみてまず思ったのが、「どこかで食べた味だなぁ」。

食べ続けながら考えていて、食べ終わる頃に思い出した。キムチマリククスのスープの味だ。甘辛くて、ちょっと酸味もある味。ほかのムルフェもたぶんこんな味なのだろう。これの刺身バージョンかぁ、うまいだろうなぁ。

2008年4月に食べたキムチマリククス↓


細かいことを言えば、ククスが水っぽいというか伸びていた。コシがまったくないと言うか。チャンニョン食堂のフェグクスのククスはしっかりしたもので、あれぐらいのほうがいいと思う。

あと、スープの量が多過ぎる。冷房もしっかり効いてるし、完食して体の芯まで冷えてしまった。スープの量を少なくするか、シャーベット状でない、もう少しゆるい感じにするか、冷房も少しゆるくするか、したほうがいいと思えた。いや、「残せば済む話だろ」というツッコミはなしで^^;

そういう、希望する改善点はあるものの、また食べたいと思えるメニューのハヌムルフェでした。

地下鉄でチャガルチまで戻り、NEXx2を購入して、19時半帰宿。

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