4.ミノフェ

2013/09/14(土)晴一時雨

6時起床。もみじ饅頭の後、8時半外出。コンビニでolleh wifi一時間購入。

チャガルチで釣り見物。きょうもキスが釣れてた。

きょうのブランチはプサン名物のミルミョン。昨年10月に初めて食べたが、ネンミョンよりはるかに私の口に合い、気に入ったメニュー。その中でも、プサン人がダントツでイチ押しする店へ行く。地下鉄に乗って、チャガルチからケグム(開琴)へ。

ここ、開店時間が不明で、現地サイトでも9時半からだったり11時からだったりとさまざま。ナンポドンの観光案内所から電話で尋ねてもらったのだが、電話に出ず。店のホームページを見ると10時からとなってますね、とのこと。ホームページには気がつかなかったが、そういうのも疑わしいのが韓国w

なので、最も早い時間(情報)に合わせるように向かい、9時半、店着。左の写真から右に折れると右の写真(入口)。


準備中だった。開店時間を聞いてみると、10時からとのこと。なので、ぐるっとケグム市場を回って少し時間をつぶし、戻ってきて、店の前にあるイスに腰かけ、開店を待つ。

10時、店員さんが出てきて、どうぞと招き入れてくれた。ミルミョンはMとLとがあって、私はムルミルミョンのMを注文した(5,000ウォン)。先払いで、店内はセルフサービスになっており、店の内外のところどころに、そのシステム(手順等)を書いたものが貼られていた。

1番の方~と呼ばれたので、カウンターに取りに行った。


おいしい。麺もシコシコ感あり。スープは、写真の状態は澄んでいるが、よくかき混ぜると、きのうのハヌムルフェのような赤い色に。そう、味も似た感じだ。

見た目より麺の量があり、なかなか食べ応えがあった。ただ冷たいスープは、ムルのミルミョンだから仕方ないとはいえ、やはり私には多く感じた。冷えるのである。全部飲んで腹こわしそう。いや、残せばいいんだけどね^^;

食い終わって店を出て、クポ(亀浦)市場に行くことに。地下鉄に乗ってケグムからトクチョン(徳川)へ。

11時、クポ市場着。


ここ、プサンに行き始めてから、ずっと行きたいと思っていたところ。機会がなくてなかなか来れなかったが、ついにやって来ることができた。ひと回り、じっくりと見学して、帰路に。

地下鉄で、トクチョンからチャガルチへ。チャガルチ駅に着いて、階段を上がって地上に出たらひどい雨。クポ市場では晴れてたのに。宿までわずかな距離だったが、傘を差した。めずらしく天気予報が当たってる^^;

13時、帰宿。リハビリと休憩。

14時半、外出。バスでナマン市場へ。

15時、ナマン市場着。某店へ3回目の下見。お、ある!アジュマに確認。それに間違いない、と。後でまた来ます、と店を後に。

ナマン市場とその周辺を広く散策して時間をつぶし、17時、再びその店「シンシン ビンジャンフェ」にやって来た。


その冷蔵ケースにあったものは、ミノ(日本ではニベらしい)。夏が季節の魚で、韓国では高級魚(右は借り物写真)。 


うまいうまいと聞くので、一度食べてみたいと思っていたのだが、高価であることと、なかなか夏場に韓国に行くことがないこととで、その機会がなかった。

1年前だったか、ビンジャンオ(빙장어)なるものの存在を知った。また、それを扱う店が、ナマン市場に何軒かあるということも。何という魚だろう?と調べてみたら、魚の名前ではなく、ビンジャン(빙장、氷蔵)のオ(魚)ということで、活魚ではない、冷蔵の魚一般を指す言葉だとわかった。ビンジャンフェとも言うらしい。

プサンのグルメサイトでこの店が紹介されていて、いわく、その日はミノがあって、小2万ウォンで食べることができたと。ほぉ、2万ウォンで食べれるならいいなぁと、いつか夏場に行くことがあったら寄ってみようと思っていて、今回の旅で狙っていたのだった。

だから、プサン入りしたおととい、きのう、と冷蔵ケースを覗きに来て、ミノがあるかを確かめていたのだった。そしてきょう、あったんだな(ニンマリ)。

冷蔵ケースに入っていたものは、50、60センチぐらいの、ミノとしては小型のものだった。この店は、基本的にモドゥム(各種盛り合わせ)で出すらしいのだが、場合によっては一種類だけでもいいらしいと聞いていたので、尋ねてみると、「いいよ」ということで、ミノだけでお願いした。

パンチャンが出て・・・


ミノフェ、小、2万ウォン。


ありがたいことに、半身を、背、腹、尾、のようにいろんな部分をそれぞれ出してくれた。手前の白いのは珍味のプレ(浮袋)で、これはチャンギルム(ごま油)でどうぞとのこと。いやぁプレも食べられるとは思わなかったわ。

やわらかい身で、確かにこれはおいしかったです。プレも、もっちりとした食感でグッド。ミノだけにすると、量的にこんな感じになってしまいますが(2万ウォンだと)、食事としてでなく、アンジュ(肴)と考えれば悪くないと思います。

が、食事で考えていた私なので、量的に満足できず、よっぽど何か追加注文しようかとも考えたのですが、パンチャンのゆで卵2個と切り身のチョンを食べてぐっと我慢したのでしたw

ミノと言わず、ケースの中身を見て、興味を引く魚があればそれを注文する・・・また寄ってみたいと思わせる店でした。

バスに乗ってナンポドンに戻り、食い足らない分を何で補うか考えながら、街中をぶらつく。

パンにするかとパン屋を何軒か回ったが、これ!といったものがなく、結局、宿の近くにあるパリバゲでアンパンを買って、NEX2本買って、帰宿(19時半)。


え?久しぶりのパリバゲのアンパンだけど、うまくなったねぇ!あんこも結構入ってるし、これで1,000ウォンなら十分アリでしょ。昔ソウルで食ったときは何ともなかったのに。うれしい誤算。

フロ入って、webして、NEX飲んで、あすのことを考えながら、就寝。

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