3.ソウル城郭

2008/01/13(日)

6時半起床。いつものように支度をして、7時半に宿を出て朝食。きのうと同じくマポオッでソルロンタン。やはりうまい。そして宿に戻ったのが9時。

きょうは北岳山へ。天気は、快晴とは行かないまでも普通に晴れ。そしてかなり寒い。やっとマフラーを使うときが来たようだ。ミニサイズのホッカイロを上着の両ポケットへ忍ばせる。宿をチェックアウトして、リュックを預け、ここを10時に出たのだった。

乙支路3街駅から安国駅へ。2番出口から地上に出るとすぐにマウルバスのバス停があったのだが、どこへ行くのであろうか登山者がいっぱい待っていた。ほどなくしてやって来たバスにその登山者たちも乗り込む。満員だ。これで終点まで乗っていればいいはずだ。韓国観光公社のHPには「終点(成均館大後門)で下車」と書いてあったので。山の上のほうまで来たある停留所で登山者たちはすべて降りて、乗っているのは私を含めてふたりの客だけ。その停留所の次が終点であったのだが・・・

さらに山を下るように進んで、開けた駐車場のようなところが終点であった。そう、直前の停留所、登山者たちが降りた停留所でいっしょに降りればよかったのだった。あそこ、確かに門というかゲートみたいなところではあった。あれが「成均館大後門」だったわけだ。「終点」なんて書くなよな、なんて思いながらいま来た道(上り坂)を戻って行くのだった。いきなりかいっ!↓が成均館大後門停留所とその周辺。



一方で、あの登山者たち、本格的な格好してたなぁと少々心配になるのであった。ハードなのかなぁと。ここから、ナビにあったポジャギさんの投稿(のプリント)を見ながら進んで行った。その通りに歩いて行くと・・・

城壁が出現。「マルバウィ休憩所へ行く道」と書いてある。さらに進んでいく・・・











ここがマルバウィ休憩所。入場申し込み受付所でもある。あぁ申請書を余分にもらって来ればよかったなぁ。ここで、申請書に必要事項を記入してパスポートといっしょに提出、審査を経て許可証をもらう(これも撮っておけばよかった)。そしてこの許可証を首からぶら下げて入場(11時)。ここからは、撮影は許可のあるところ(看板がある)以外は不可。ところどころに監視員がいて目を光らせている。右はトイレから見える景色。


肅靖門。ホンリョンサ(紅蓮寺)休憩所から上ってくるとここから城壁に入ることになる。右が「撮影可能」の看板。


がっかりだったのは、城壁外側方向で撮影OKのところがほとんどなかったこと。すべて内側、つまり市内方向。天気がよければいいが、私が行った時間はちょっとかすんでいてイマイチ以下。またこの日、一番見晴らしがいいと思われる場所(青雲台か?)にノ・ムヒョン大統領が来ていて、入ることができなかった。

初めにここを通ったとき、マイクを使って何かしゃべっている人がいて、その周りに人垣があったので、このソウル城郭についての説明でもしているのかと思ったのだが、監視員らしきが「こちらへ進め」みたいに、そこを避けて行くように言うので、何でや?と思いながらも通り過ぎて行ったのだが、妙に気になったので引き返してもう一度通ってみると、しゃべっているノ・ムヒョン大統領が見えたのだった。でやはり、さっさと行けみたいにまた言われた。ここから景色を見たかったなぁ。次回にするか。

北岳山(なぜか白岳山)頂上から市内を望む。



城壁は東の山へも続いていく・・・


この写真、ここで番をしていた監視員がいなくなったので速攻で撮ったもの。よい子はまねしてはいけないぞ。


ここから彰義門休憩所まで一気に下って行く。上りは大変だろうなぁ。すれ違う人で涼しい顔してる人はひとりもなかった。必死の顔、疲れた顔、うんざりした顔、気分悪ぅって顔、まだあるのかぁ?って顔・・・下って行く私でさえまだあるのぉ?状態だったもんなぁ・・・


彰義門休憩所に着いた(13時)。ここもまだ撮ってはいけないところ。撮ってて注意された(汗。


彰義門。


ここからマウルバスに乗って景福宮駅へ。↓停留所から見える景色。


景福宮駅といえば土俗村。食って帰るかと向かってみると長い行列!初めて見た、あんなの。日曜の昼って混むんだなぁと思った。仕方ない、ちょうどパン屋もあったし、アンパン&コークライトでちょっと休憩。その後景福宮駅から乙支路3街駅へ向かい、BIZでリュックを受け取り、PCを少し使わせてもらって、遅い昼食をとるべくマポ駅へ向かった。

昼食はマポナルでナルポッサム。本店に着いたのは15時。店に入ると満席(びっくり!)。近くにある2号店はまだ入れるからと、店員が車で送ってくれた。↓2号店の写真。



ナルポッサム定食にしようかとも思ったのだが、きのうたくさん食べられなかったので、一品料理としてのナルポッサムを注文(13,000ウォン)。結構なボリュームだった。ごはんも追加で注文して、合計14,000ウォン。500ウォンの割引クーポン券をくれた。満腹&満足。

そしてマポ停留所から605番の空港バスに乗り、インチョン空港へ向かったのであった。

22時帰宅。

終わり

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