3.オソム軽飛行場

2008/11/07(金)

5:30起床。目覚まし時計の電池交換をしてあったので、安心してぐっすり眠れた。アンパンを1個食って身支度をし、宿を出た。

6:30鍾路3街駅を出てソウル駅へ。ここで、7:14発のチョナン(天安)行き急行に乗り換え、スウォン(水原)まで行く予定。このソウル駅での乗り換えがイマイチ不明だったので、早めにソウル駅に来た。構内案内図を見るとその乗り換え専用ホームが載っていて、あっけなくそこまで行くことができた。このソウル発急行、平日の朝夕各1便のみの運行で、乗り遅れたくなかった。ヨンサン発急行はわりと本数が出ているのだが、ソウル発のほうが早く行けるので。

定刻にソウル駅を出て、スウォンには7:50に着いた。ウェブで見つけたオソム軽飛行場への行き方のプリントを見る。なになに、駅前から出ている400か400-1のサガン行きバスに乗ってサガンで下車、そこからオソム方面のマウルバスに乗って行けばよい、とな?フムフム。カン・ヨンホさん、オソムまで行けるか?と心配してくれてたけど、大丈夫でしょ。スウォン駅前のバス乗り場は、駅をはさんで左右にそれぞれ大きいのがあって、400系統は駅を出て右側にあった。そこでしばらく待って、やって来た400番バスに乗り込んだ(8:15)。

アナウンスが聞きづらいので運転手さんにサガンで降ろしてと頼んであって、そのサガンには9時過ぎに着いた。50分ぐらいかかったか。降りたところは、海産物の店が立ち並ぶ、片側一車線だが広い通りの端のほうだった。ここからオソム方面へ行くマウルバスだったな・・・と、らしいバスが来るのを待った。

ちょくちょく大きい路線バスは走ってくるのだが、小さいマウルバスがあまり来ない。来ると「オソムのほうへ行く?」と聞くのだが、手を振って行かねぇと。サガンに着いて1時間になるころ、3台目のマウルバスに同様に聞くと、やはり「行かねぇ」だったのだが、ちょっと「間」があったので、「コポリ!」とオソムの手前の地名を言うと、ん?という感じで運転手が首を縦に振った。やった!やっと乗れるぜ。だが・・・

距離にして300メートルほどだろうか、私を乗せたバスはそこからぐるっと裏道に入り、止まった。そこはマウルバスの駐車場(ターミナル)だったw。で、次の発車まで待ってろ、みたいなことを言ったようだった。裏道にこんなところがあったとは。表通りは結構うろうろしたのだが、裏道はノーチェックだった。だって裏道チェックしてる間にバスが来たら(行っちゃったら)アウトだと思ったし。



30分ぐらい経ってようやく発車(10:30、1,000ウォン)。前と違う運転手だったので、「オソム軽飛行場へ行きたいんですが・・・」とプリントを見せると、そのプリントの地図をなぞりながら何やらうなずいて、ある場所を指差し、ここで降りてこう歩いて行け、みたいなことを言う。よかった、行けそうだぞ。

20分ほど走り、「コポ1リ」に来たとき「降りろ」と。「ここをまっすぐ行け」。礼を言ってバスに向かって手を振った。停留所を降りてすぐ、あの教会らしきが目に飛び込んできた。いきなりかい!と思いながら左へ折れて行くと・・・



やはりあの教会だった。幸先いいぞぉ。当初、背景は合成だと思ってたのだが、本当にあるところだったんだなぁ・・・


離れたところから見るとこんな感じ。ここから下は・・・


こんな感じ。で向こうにかすんで見えるのが、かつては海を挟んだ島だったが干拓で陸続きとなったオド。右の写真のふたつある山の右の端に飛行場があるらしい。ちなみにこの道の両側はブドウ畑で、このあたりはちょっとしたブドウの産地だそう。でこの道を進んで行く・・・


一般道に出てさらに進み、かつての島へと通ずる一本道へ・・・


突き当たって右へ折れて進んで行くと・・・


オソム軽飛行場があった。教会から歩いて30分ぐらい。


こんな感じでしょうか。ついにやったぜぇ・・・


腹減ったなぁ、と持ってきたアンパンをかじりながら帰路につく。この道、入口に「美しいオド花の道」なんて看板があった。花の咲く時期に来るときれいなんだろうなぁ。


いまはいかにも秋の景色だが。道の両側はこんな感じで・・・この道を歩きながら食ったアンパンはうまかったなぁ・・・


教会近くの停留所に戻ったのが12:15。時刻表を見ると、ターミナル発の時間だが1時間に一本ぐらいの割合。横に観光案内図があったのだが、そこにこんなの(右)があって「あっ」と思った。これがあの飛行場にいたのだ。いたというより、ザッと駆けていったのだが。鹿かと思ったら野生の「コラニ」とある。コラニ、辞書で調べたらキバノロだって。やっぱ鹿かw


13時過ぎにやっとバスが来た。でサガンに着いて(13:20)、メシを食うことにした。フェッチプがいっぱいだもの、またフェトッパプw。画像にはありませんが、貝のスープも付いてました(10,000ウォン)。


昼食を済ませて店を出ると、すぐに400-1番バスが来たのでそれに乗り(14時過ぎ)、15時前にスウォン駅前に着いた。そして、駅に入ってほどなく来た電車に乗って、乙支路3街駅に着いたのは16時半だった。グラチュでアンパンを3個買い、BIZに戻ってアンパンを1個食いながらちょっと休憩。その後、初日に回れなかったところをいくつか回ると、時間は19時半を過ぎていた。メシだな・・・

何食おう。あすも遠出だから重くならないように・・・センソングイかw。東大門近くにいたので、初日に行った店に行こうかとも思ったのだが、きのう行った忠武路の店のとなりの店に行くことにした。東大門駅から乗って忠武路駅で降り、向かう。きのうの店のアジュマに見つからないように・・・

20時前に到着。きのうと同じように、やはりきょうも向かって左側の店のほうがダンチに流行っていた。店の前に来たときは満席で、すぐ1組の客が出たから私が入れたぐらい。しかし何が違うんだろう・・・

センソングイペッパン5,000ウォン。これは同じ。が、おっと思ったのは、ケンニプがあることと海苔が1パックあること、そして焼魚のボリューム。ごはんは白米のほうが好きだし。海苔も好きだがケンニプも好き。焼魚は、ごらんの通りさばの切り身2切れとサンマ。となりの店はさばの半身で大きかったが、あきらかにこちらのほうがボリュームがある。食ってみる・・・



で比較してどうなん?まぁふつうならきょうのこの店(向かって左の店)に軍配が上がるでしょう。が、実際に食べてみるとそうとも言い切れなかったのよね、個人的には。まず、ケンニプがイマイチだった。味が缶詰のそれと同じ。まずくはないがうまいわけでもない。ないよりマシぐらいw。それと、小さいサバの切り身が、これもないよりマシな感じ。サバが食いたいのなら間違いなく右の店のほうがいい。結論。どっちでもいいw。

宿に帰って、いつものようにやることをやって、早めの就寝。あすも早いし・・・

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