3.ポハンへ

2009/01/15(木)

6時半起床。朝食は、当然きのうのテジクッパの店。焼魚定食の店へ・・・という話は消えて飛んでいた。おいしくいただきました。

テジクッパを食い終わって、地下鉄に乗り、1号線の終点ノポドンへ向かった。プサン総合バスターミナルのある駅だ。きょうは急きょ、ポハン(浦項)へ行くことにした。

きのう昼間、ソミョンへ行ったとき、地下にある観光案内所へ行って、ポハンのクリョンポへの行き方を聞いていた。そう、クァメギを食いにw。宿のPCでナビのポハンの記事を見てはいたのだが、不明な点と、情報の再確認をしに寄っていたのだった。本場に行ってみないとイカンでしょ。十分日帰りで行けるところのようだったし。

プサンターミナルからポハンターミナルまで、料金は7,300ウォン。9:20に出て10:35着、所要時間は1時間15分。ナビの記事では1時間40分とあったが、案内所のお姉さんは1時間20分と言っていた。さすが最新情報。写真はポハンターミナル(裏)。



表から見たポハンターミナルは・・・


で、ターミナル前の観光案内所で、クリョンポまでの行き方を再確認。


ターミナル前の停留所から200番の座席バスに乗って、終点がクリョンポだと。停留所に行って路線図を見てみると、確かに終点は「クリョンポ終点」なのだが、その手前は「クリョンポウィパンジャン」で、さらにその手前は「クリョンポシジャン」とある。どこね?と再び案内所へ行って聞くと、おばさん困ってたw。まぁいいや、景色見て決めようと、やって来た200番バスに乗り込んだ(1,500ウォン)。

バスの中で、「ウィパンジャン」って何だろうと辞書を引いてみるも、書いてなかった。バスに乗って30分過ぎると「イボン・・・クリョンポシジャン・・・」とアナウンス。フェッチプが軒を連ねてる通りだ。ここで降りることにした。

おっ、クァメギじゃん。あるある。たくさんあるフェッチプのなかに、ぽつんぽつんとクァメギを作っているところがある。



でもテレビで見たのはこんなきれいな通りじゃなかったなぁと、しばらく表通りを歩いてから一本裏の道へ入ってみたら・・・そんなもんじゃなかった。


でも、やはりテレビで見たのとは規模が違う。もっとあったような・・・と思いながら歩き回るも、クァメギがたくさんあるのはここだけのようだった。まぁ、じゃあどこかで食うかと食堂を探してみると、クァメギを作っている(売っている)店はたくさんあるものの、食わせる店がなかなかない。表通りのフェチプは活魚ばかりだし。そんななか、「クァメギ食べて行きなさい」と書いた紙が貼ってある店があって、迷わず入った(13時)。

アジョシがひとり、ストーブに当たってぼーっとしていた。「ひとりだけどいい?」と言うと、どうぞどうぞと手招きして、ストーブに当たれみたいに言う。アジョシはケイタイを取り出し、「お客さん来たよ」。すぐにアジュマがやって来て、先ほどのアジョシは出て行った。臨時で店番してただけのアジョシだったようだ。

「このあたり、クァメギ売ってるけど、食べられるところがないですね」「マジャヨゥ・・・」と言いながらアジュマは外へ出て、店先につるしてあったものをいくつか切り取り、それを持って戻ってきて、空いたテーブルでクァメギの皮をバリバリむき始めた。そしてはさみでチョキンチョキン切って、皿に盛って運んで来た。

だがそれは、KBSで見たソフトなクァメギでなく、チャガルチの店のと同じタイプのものだった。あめ色が若干濃いか。食べてみて、味にさほど違いは感じられなかった(もちろんうまい)。ひとり分にしてくれた分、チャガルチのときのほうがリーズナブルかもしれない。ここは量が多いのだ。メニューを見て気付いたのだが、これは「クァメギ小」(2万ウォン)だったのだ。かなり量があって、こりゃ残すだろうと思っていたが、完食してしまった・・・



店を出て、終点まで行ってみようとバスに乗ると、「どこまで行くんだ?」とキサニムが聞いてきた。終点までと言うと、1,000ウォンでいいと言う。その終点、着いてみると、乗ったところから見えてたところだったw。

なぁんだ、このフェッチプ通りの端だったのかと、歩いてぶらぶら戻ることにした。途中、漁港というか競りをしているところがあった。あぁ、ウイパンジャンってこれのことだったかと納得した。

クリョンポシジャン停留所から再びポハンターミナルへ、そしてポハンターミナル(15:05)からプサンターミナル(16:25)へ、そしてノポドン駅からチャガルチ駅へ、そして宿に着いた。

しばらく休憩して、夕食に出かけることにした。きょうはプサンジン(釜山鎮)駅近くにあるチャンウォンテジクッパ、店には20時に着いた。ここもほぼ満員。流行っている。出てきたテジクッパ(4,500ウォン)、悪くない。普通にうまかった。



ナンポドンに戻り、腹ごなしに街をぶらつく。途中、ちょっとおしゃれなパン屋を見つけて入ってみると、うまそうなアンパンがあった。2個入り2,200ウォンに躊躇したが、思い切って買ってみた。で宿に戻り食ってみたのだが・・・まずいとまでは言わないが、うまくない。何だ?この水っぽいアンコは。ずっしりとした重さはこの水っぽさだったか。くっそう、アンパンをナめやがってと、少々腹が立った夜なのであった。

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