ハラに異変を感じ、目が覚めた。時計を見るとちょうど3時。やはり来た。トイレで用を足し、ベッドへ戻るのだが、横になる気になれない。いつもと違うぞ・・・
ひじょ〜〜〜に気持ちが悪い。上方向にも来ていたw が上方向は回避したい。小学時代にやって以来吐いた記憶はないのだが、苦しいし、夜中だからオエ〜って声でほかの宿泊客に迷惑かけたくないし・・・と思いながら、ベッドに腰をかけ、上体を直立にし、あごを突き出すように顔を上に向け、耐える。両腕を交互に突き上げたり(キターッみたいに)。そんなことをしながら、吐きませんように・・・と祈っていたw
下方向へはそれから3回ほど出した。が上方向へは治まる様子がない。いやむしろ、グッグッときているのがわかる。異物を出そうとする・・・人体ってよくできてるなぁと、頭の片隅で感動していたりもする。
目を閉じるとダメだ、ぬらぬらとしたクァメギが頭に思い浮かんでしまう。食っていたときはこんなうまいものがあるかと思っていたクァメギだが、いまは二度と食いたくないと思っているから不思議だw
・・・観念した。強情な野郎だ、オレの肉体。どうしても上から出したいようだ。トイレ(バスルーム)に行き、きちんと扉を閉める。便器(洋式)の横は洗面所になっていて、便器に顔を向けながら、右手を洗面所の蛇口に当てた。吐くと同時に蛇口からの水流で消音しようという考えだ。この期に及んでも結構冷静だったりするw そして・・・
・・・すっきりした。とても楽になった。思ったより苦しくはなかったし、消音もバッチリだった(と思う)。もっと早くやってりゃよかったかな。吐くのって、ある意味ハマるかもw 時計は4時を指していた。
目が覚めたときは7時半を回っていた。短時間だがぐっすり眠れた。気分的にすっきりしてはいたが、メシ食いたいなぁというところまではもちろん回復していない。あすの朝も来ますね、ときのう言ったが、この状態じゃ行けないわ。でも通り道だし、あいさつしてから帰るかと、さっさと支度をしてチェックアウトした(8:20)。
●●●クッパに着いて、「夜中から体調が悪くてきょうは食べられません。ごめんなさい」と言うと、「ケンチャナァ。ハラか?クンムル(スープ)飲んでみろ。おい、クンムル出してやれ」とアジュマにアジョシは言ってくれたのだが、私はそれを手を振って断った。そして、いまから帰国ですがまた寄せてもらいます、と言って店を出た・・・
空港まで、空港着後も1月と同様。行きに買ってあった一口ようかんも日本への土産となり、帰国したのだった(15時過ぎ自宅着)。
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