3.マサンでアグチム

2009/12/4(金)

5時半起床。今回はうるさくなかったキュイビンジャン。6時半にここを出て、バスでマポオクへ向かった。


マポオクには7時きっかり着。ソルロンタンを注文。ついにマノン(1万ウォン)になってしまった。オレは納得してるけど、でももうしばらく値上げするなよw。「久しぶりね。次はいつ来るの?」「今月また来るかも・・・」などとアジュマとやり取りしながらガッつく。相変わらずうまい。


店を出て、バスでソウル駅へ。そして8:20発のKTXに乗った。行き先はもちろんプサン、個人的にいま一番ホットなところ。心の故郷というかw


11時、プサン駅着。一度も検札に来なかったなぁ。ストの影響だろうな。ただ乗りしちゃうぞw


駅前からバスに乗り、ナンポドン停留所で下車、両替屋さんで1万円両替(13万ウォン)して、定宿のヘリムモーテルには11時半に着いた。2泊分6万ウォンを支払い、荷物を置いて昼飯へ。


でお気に入りのテジクッパっと。前回はネジャンクッパで終わったのがちょっと悔やまれたので、これでリベンジ達成か。いんやぁやっぱこれが一番だなぁ・・・


店を出て、バスでササン(沙上)のプサン西部バスターミナルへ。13時過ぎに着いた。いまからマサン(馬山)へ行く。所要時間50分で料金は3,400ウォン。


プサンを13:20に出発したバスはスイスイと走り、マサン市外バスターミナルには14時に着いた。所要時間は40分だった。


ターミナル前の大通りをくぐる地下道を通って向かい側へ渡り、市内バスに乗る。カードが使えるみたいが、どのカードが使えるんだろう?プサンのハナロが使えるのかT-moneyなのか。バス待ちの3人に尋ねてみたのだが、知らんと。まぁいい。どちらかは使えるだろ。

とやって来たバスに乗り込み、ハナロカードを当ててみたが×印が出てピピッ。じゃあとT-moneyを当てるのだがやはりピピッで不可。でキャッシュ1,000ウォンを払ったのだった。銀行カードみたいのならよかったのかなぁ・・・

マサンにはアグチムを食いに来た。アグチムなら韓国どこででも食べられるのだが、コンアグ(コナグ、乾燥アンコウ)を使用して、味付けにテンジャンを加えるのが本場マサンのアグチムの特徴だとか。これが食べてみたかった。センアグ(生アンコウ)のアグチムは食べたことがあるので。で、このマサンアグチムの元祖店が今回の目的の店。

もともとはアグチムにさほど興味はなかったのだが、「アグチムにも種類があるらしいですよ」と人に薦めるために動画を上げておいて、自分が気になってしまっていたw。その動画とはここ。この動画に出てくる店でもよかったのだが、一番小さいのが2万ウォンぐらいからだったのでパス。で調べると公認(?)元祖店が別にあって、そこはアグチム小が1万ウォンだったのでそこに決めたのだった。

最寄の停留所は「チェネグァ」であることは調査済だったのだが、アナウンスが聞き取りづらくて通り過ぎてしまって、その次の「オシジャン」で降りることにした。もともとこのマサンオシジャン(馬山魚市場)にも寄るつもりだったので、まぁ結果オーライか^^;このオシジャン、かなり規模がデカかった。チャガルチはもちろん、ポハンのチュクト市場にも匹敵するんじゃないかな。



マサン港。


オシジャンをひと通り見物し、歩いて戻って本来降りるはずだった停留所の場所を確認し、近くにあったPCバンできっちり1時間(1,000ウォン)休憩。その後、そのアグチムの店を探しに行った。

その店「チンチャチョガチプ」は、細い路地を入ったところにあってディープな雰囲気を醸し出していた。余談だが、近所には似たような名前がいくつもあった。チンチャチプだのチョガチプだの、その上か下にウォンジョ(元祖)を付けた店とか。まぁよくある話ではあるがw



17時半入店。アグチム小を注文。出てきたものを見て、うわっ思ったより量があるな、が最初の印象。これは全部は食えんわ、と。


が気付いたら完食していたw。右は元祖店の認定書(?)。


感想は、一言で言うなら「センアグのほうがいいかなぁ」だ。これはアンコウの「身」について言えることで、コンアグは少々身が固かった。そして、乾燥状態から戻したものとはいえ、身が縮こまっていた(小さかった)。だからあの動画でも、「カルビだ」とかじっていたんだな。私はかじるだけでは飽き足らず、骨自体までもガシガシ噛み砕いて食らい尽くしたが(写真右)。身の量的には、マノンだからこんなものだろうと納得はできた。

そうそう、マノンではあるが、会計時にはごはん代(1,000ウォン)もしっかり請求された。ごはんも注文するつもりでいたのでいいのだが、何も言わずにご飯も運ばれてきたのでごはん付きなのかと思っていた。ごはんイラネ、でもよかったのだろうかw

一方で汁の味は抜群だった。テンジャンが効いていてコクがあり、自然のとろみもあって。いま一番の心残りは、ごはんを追加してこの汁でぶっ掛けにして食べなかったこと。やりたかった。かなり迷った。がグッと我慢した。腹を壊してあすをパーにしてはいけないので(胃腸薬を飲むのも忘れていた)。そのぐらいよかった。ちなみに、アンコウの骨をガシガシやれるほど歯は回復していたw

帰りはオドンドン停留所から市内バスでマサンターミナル、そしてプサン西部ターミナルには20時過ぎ着。21時過ぎに宿近くのコンビニでコークを買って、風呂入ってキューッとやって、寝た。

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