2.クァメギ、一食目

2009/12/24(木)

5時半起床。まさかクリスマスイブを韓国で迎えることになるとは。ひとりで(まぁこれはいつもか)、そしてケーキでなく韓国料理で。

7時、マポオク着。朝食の定番。今回はちょっと肉を持ち上げた写真を。



マポ駅停留所から263番バスに乗り、ソウル駅に8時着。KTXでトンデグ(東大邱)駅まで行き(8:20→10:00、36,100ウォン)、トンデグ駅から出ているポハン(浦項)市外バスターミナル行きバスに乗る(10:30→11:40、7,400ウォン)。


ポハン着後、ターミナル前にある観光案内所で、市内中心部のクァメギ屋2軒(キムスンファシクタン、ヘグシクタン)にトンマリがあるかどうかを電話で尋ねてもらったところ、どちらも「なし」とのこと。時期的に早いからないのか、あるいはもともと扱いがないのか・・・いま思えばこの点も尋ねてもらえばよかったなぁ。有名店で昼間からやっているのはこの2軒だけ(私の知る限り)。前回、キムスンファではあるようなことを言っていたが・・・

ということで、ソウルで尋ねたときに「ある」と言っていた店に行くことにした。ターミナル前の停留所から200番バスに乗り(11:55)、その店の最寄りの停留所であるクリョンポ(九龍浦)市場には12:35に着いた。ブラブラして・・・

13時、ムミョンイネシクタン着。この店で、1月にはペジキを、そして2月にはトンマリを食べた。あのトンマリグァメギはうまかったなぁ・・・と今月上旬にも立ち寄ったのだが、そのときは時期的にまだ早くてトンマリはなかった。でトンマリを食うべく、今回の旅行を計画したのだった。



さっそく注文。新聞紙を敷いてさばき始めたアジュマ・・・


うまそう!!と思うのは私だけだろうか^^;


2月にはひと切れを3等分ほどにぶつ切りしたのだが(左)、今回は縦に裂いてくれるようにお願いした(右)。このようにするとうまいんだと、3月にクァメギ屋の社長が言っていたし、そう書いてある現地ブログもあったのでそうしてもらったのだが、これが大正解だった。頭のほうと尾のほうをいっしょに食べるからうまいのだろう・・・と思ってはいたが、これほどうまいとは!


頭から腹(あるいは背)にかけての柔らかくて脂が多いところと、尾のほうの少々硬くなって甘みを感じる(私には)ところとを、いっしょに食べる。具体的には、長いひと切れをまん中で折るように輪のようにして両端を箸でつまみ、その「まん中」あたりにチョジャンを付け、海苔の上に乗せ、その海苔を巻くようにして口の中へパクッ・・・甘い!うまい!そして、柔らかいところと硬いところとで絶妙な食感!たまらん!のである。

海苔だけで食べるのは例のクァメギ屋の社長のマネなのだが、これもなかなかよかった。本来、葉っぱ(野菜)やワカメや細ねぎもいっしょにして巻いて食べるのだが、海苔だけのほうがクァメギの味がよくわかった。かと言ってクァメギだけだとヌチャヌチャしてもうひとつ・・・なのである。葉っぱやワカメなどは、アクセントとして途中にかじったりして食べた。

そうそう、この「クァメギ屋の社長」、このようにいろいろ参考にさせていただいているのだが、コンチ(サンマ)のクァメギに関してはこのムミョンイネシクタンのほうが上。クァメギ屋の社長のところではこのような感動はなかった。3月のあの時、トンマリグァメギを注文するとすぐ出てきたのだが、あれは作り置きの(さばいて冷蔵庫に入れてあった)ものだったのだと思う。だから色も味ももうひとつだったのではないかと。チョンオ(ニシン)のクァメギはうまかったが、あれは目の前でさばいてくれたからなぁ。

さてこのクァメギ、完食してやろうかと思ったのだが、この日はバイオリズムの身体リズムが要注意日で、まだ残りが3日あることだし、ということで少し残すことにした。クァメギ小は2万ウォン(10尾)。ソジュ(焼酎)は半分ほど飲んだ。



店を出て、ポハンターミナルに戻り、プサン総合バスターミナルへ向かうバスに。ポハンターミナルを14:50に出て。プサンターミナルには16:15に着いた(7,300ウォン)。


プサンターミナルからは、ノポドン(老圃洞)駅から地下鉄に乗ってナンポドン(南浦洞)駅まで(16:30→17:10)。両替おばさんから1万円を両替して(128,500ウォン)、定宿であるヘリムモーテルには17時半に着いた。3泊分90,000ウォンを払い、荷物を置き・・・


コークを買って、最近ナンポドンにできた観光案内所でインターネットを。


そして19時半。いつもの店でネジャンクッパの夕食、ドーンっ!


夜のチャガルチをぶらぶらして・・・


21時半、宿着。風呂入って、寝た。

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