1.チョノグイ

2010/10/24(日)

久しぶり、昨年の12月以来だから10ヶ月ぶりの韓国。社会人に復帰して初めての韓国。5月のGWが出勤だったため、その代休として今回の休みをいただくことができた。10月に行くのも初めて。どうして10月に行かなかったかというと、チケットの安さがハンパだったこと(春夏よりは安いが冬場よりは高い)、季節的にもハンパだったこと(暑くもなく寒くもなく)、これと言って季節的な食い物がないこと、という理由で。

ところが昨年だったか、カウルチョノというものがあることを知ったのでした。チョノ、漢字で書くと「銭魚」、日本名だと「コノシロ」。この魚の、韓国の旬が秋(カウル)だと。で「カウルチョノ」。こぉれがうまい!らしい。このコノシロの小さいのがコハダで、これは酢漬けで寿司ネタにあるやつですな。で、このチョノを食いに行こうと10月行きを決めたのでした。行き先はプサンで。

KE754で15:05発、プサン16:35着。プサンの天候は小雨。空港内の釜山銀行でとりあえず1万円を両替して(1万円=133,000ウォン)、外に出てまずは201番バスに乗り込んだ。走り出してすぐ、にやけてしまった。車内のにおいと外の風景に。あぁ韓国に来たんだなぁと。やっぱオレは韓国は止めれんなぁと。

ロッテ百貨店(ソミョン)で降り、そこから地下鉄に乗り換えて、3つ目の駅ムンヒョン(門峴)で降りた。ここに、チョノのヨンタンブル(練炭焼き)の店があるとの情報があったので、そこを探しに。

ちょっと歩くと、いい味出してる売店を見かけた。「いいねぇ!」って声が出てしまった。ピンボケが悔やまれる・・・



ぐるぐる歩いて、ここかなぁ?と思える小さなフェッチプを見つけた。チョノグイ(焼き)のメニューも見える。でも、店の回りを見ても練炭が見当たらない。店内でやるのかなぁ・・・わからないので、店に入って聞いてみた。チョノグイはヨンタンブルですか?「アニヨ。ヨンタンブルならここをこう行って・・・」とその店を教えてくれた。

向かうと、小さな水槽のある間口の狭いところがその店だった。前を通ったのだがそれらしい雰囲気はなく、一度素通りした店だったが。中に入って聞いてみると、きょうは雨だったからヨンタンブルはやってない、あすはやるけど、とのこと。残念!せっかく来たのに・・・

仕方ないのでその店を出て(18時過ぎ)、バスでチャガルチの定宿であるヘリムモーテルに向かった。バスの中で、きょうの晩飯はどうしようか・・・と考える。オプションのひとつのアグタンにするかぁ、悔しいなぁと思いながら。

モーテルに着いて、3泊分9万ウォンを支払いチェックイン。主人に、「この辺にチョノグイをヨンタンブルでやってくれるところないですか?」と尋ねると、「あると思いますよ。行ってみましょう」とチャガルチ市場のほうへいっしょに歩いて行った。

チョノを扱っている店で、外に練炭がある(火がついている)ところを見つけては、「チョノグイやってくれる?」と聞いてくれている。チョノグイはやってるがヨンタンブルでなかったり、チョノはあるがフェのみでクイはやらないだったり・・・そんな店が多いなか、「3尾でマノンでやるよ」という店があった。

モーテルの主人とはそこで別れ、私はチョノグイを注文した。初日の一食目からチョノが食える。しかもヨンタンブルのだ。やったぜぇ。



パンチャンはショボいがクェンチャナァ。メインがよければそれでよし。


煙もうもう。焼きながら、「チョノグイどうだい!」って呼び込みしてる・・・


焼きあがったチョノ。うまそうだ!


うまくて思わず追加!チョノグイ2万ウォン(全部で7尾)とソジュが3,000ウォン。チャルモゴッスムニダ!


宿に戻り、コークゼロ250缶をヤりながらPCとにらめっこ。眠くなってそのまま寝た・・・

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