晴れていたプサンターミナルを8:50に出て、ポハンターミナルに着いたのはやがて12時になろうとするころだった。本来は10時過ぎぐらいに着くはずだった。なぜ遅れたかと言うと、キョンジュあたりから降った雪がだんだんひどくなり、交通がマヒしてしまったため。ポハン市内は大雪だ。
昨年モリククスをご一緒していただいたクリョンポの資料館の案内員だった方が、きょうはポハンターミナル前の観光案内所に勤務だと聞いていたので、さっそく訪ねると、「大変だったでしょう?」と中へ入れてくれた。暖けぇ・・・
寒いポハンでも、これほど雪が降ることは珍しいそうだ。大人はともかく、こどもは大喜びらしいが。大通りは一般の車が少なく、タクシーも往生している様子。バスは一時ストップしているらしい。
クリョンポどころではない。帰れるかなぁ・・・とそちらのほうが心配になってしまった。まずは、行くつもりだったクァメギ屋に、ここまで来たがクリョンポまでは行けなくなった旨電話してもらった。「問い合わせてくれてありがとう、とのことでした」とのこと。うまいクァメギが食えるかと思っていたのに。
バスがダメだったとして、鉄道があるぞ、と調べてもらうと、ポハン発プジョン(釜田)行きは1日2便で、つぎは15:30発(18:05着)とのこと。鉄道なら確実かな、と予約を取ってもらった。まずはひと安心。
世間話などしてしていたら、時間は13時に。「私たちいまから食事ですが、いっしょにいかがですか?」と誘っていただいたのだが、「キムスンファ食堂へ行って、クァメギ定食を食うから」と遠慮させていただいた。「場所はわかりますか?電話してみましょうか?」と言ってくれたのを、「一度行ったことありますから」とこちらも辞退。いろいろありがとうございました、で観光案内所を退出した。
大雪の中、タクシーを待った。こんなときだ、ハプスンは当たり前で、乗車拒否バリバリw。やっと捕まえたタクシーで「キムスンファシクタン!」と言って、運んでもらった。でキムスンファシクタンだ。
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