5.高くないクァメギ

2013/12/20(金)晴

5時起床。ヘムルパンを1個食って、6:15宿を出る。またクリョンポへ行くことに。


火曜にクリョンポに来たとき、例の案内所の方から、私はここでクァメギを知人に宅配してもらっている、ここでトングァメギを食べてはどうか?という話があった。がその日はいつもの店に予約してあったのでその話は辞退したのだが、そのときの「ここ」へ行くことにしたのだ。

当初、3万ウォンもするクァメギをもう食べたことだし、その店がハズレだったらイヤだし・・・と思っていたのだが、2日経って(木曜になり)、気が変わったのだった。3万ウォンより安く食えるかもしれない、と。クァメギが恋しくなってもいたが^^;

この日、プサンもそうだったのだが、ポハンも夜中に雪が降った。で、バスに乗ってプサンターミナルを出て、ポハン方面に近づくにつれ、その影響が出始めた。道路の一部が通行止めになったらしく、いつも通らない道を走っている。滑りそうな路面。渋滞もしてきた。ん~これはイヤな予感。


7:10にプサンターミナルを出て、結局ポハンターミナルには9:50。1時間20分遅れの到着。店には10時で予約してあるので急がないと、と200番バスに乗るべく乗り場に行くと、待ち乗客の人だかり(アイグッ)。「ポス、アナヨォ」と電話で話す声がちらほら。確かにバスがちっとも来ない。タクシーはちょくちょく、バス乗り場を舐めるようにゆっくり通るのでw、たまらずそれに乗る人も。

待ち始めてやがて30分になろうかというところで、やっとバスが来た。乗る人殺到w。 私も何とか乗れて、クリョンポへ向けて発車。

11時、クリョンポ終点着。このとき、「クリョンポ終点」という停留所名が、「クリョンポ クンデェファゴリ(近代化通り)」に変わっていたことに気付いた。アナウンスを聞いたとき、え?終点じゃないの?まだ先があるのか?とちょっとビビったし^^;

その終点から1分ぐらいところに、目的の店ウナシクタンはあった。が、店の引き戸は閉まっていた。え?


ここから九龍浦日本家屋通りの広報館までは十数秒なので、きょうが勤務日だと言っていた例の彼女のところに行き、「開いてないけど」と言うと、ついて来てくれて、戻ってみたらちょうど外出から帰ってきたところだった^^; 雪で私が来ないだろうと思って出かけていたらしい。

しばらく待って出てきた、ウナシクタンのトングァメギ。ぶつ切りにしないでと頼んであったので、開いて長いまま。うまそうだ!


ここでの特筆はテンジャン(自家製)だった。サムジャンと言ってもいいと思うが、アジュマはテンジャンと言った。クァメギをこれに付けるの?と聞くとそうだと言う。試してみると・・・うまかった!以前ポハンのグルメサイトで、「トングァメギはオレはミソで食べる」という書き込みを見たことがあって、ミソでうまいかぁ?と思っていたが、全然いいじゃないか!チョジャンよりいいかも。ちょっと塩分がおじさんには気になるがw


おいしく完食した。値段は10尾で2万ウォン(ソジュ3,000ウォン別)。高いでしょう?と言われたが、高くないですよ、アジュマ。先日は3万ウォンでした、とまでは言わなかったがw 来年はウナ食堂だな。でも来年3万ウォンだったらどうしよw


その後、日本家屋通り・クリョンポ市場・漁港等ぐるっと見てまわり、最後に広報館に。すると、昨年12月に案内してくれた案内員のおばさんもいて、久しぶりですね!となった。いままで一人での勤務だったのが、観光客が増えたことで、今年から二人での勤務になったそうだ。少しの時間、控室でコーヒーをゴチになりながら談笑していたが、その間も観光客や新聞社の人が取材に来ていた。

お礼をして、また来年!と別れ、クリョンポ終点へ。200番バスに乗り、ポハンターミナル14:55着。このころにはもう雪の影響はなく、ポハン中心部はいつも通りであろう状態になっていた。

ポハンターミナル→プサンターミナル→ノポ→チャガルチ、ハナロでコークゼロを買って、17時半帰宿。たまらずキューッ!


ちょっと休憩して、18時過ぎ外出。今回の旅であるものを探しているのだが、ハナロにはなくて、スーパーがあれば入ってみるのだがやはりない。トンネ(東莱)のメガマートならあるかなと、地下鉄でトンネへ。トンネなら、前回下見した気になる店もあるので、そこも寄ってみようと。

19時、その店、ハルメコムジャンオ着。 


何度もプサンに来ているのに、プサン名物のコムジャンオは未食だった。ずっと興味を持ってはいたが、ちょっと試すには量が多く、値段も高く、で敬遠していたのだ。クァメギやチョノフェほど、食いたい!欲求はなかったこともある。がリーズナブルなコムジャンオがあれば突入したいと、気を付けてはいた。そして見つけたのがここ。

このように、小があって値段も高くない。


そして、ここはさらに練炭の直火焼きだ。よくある、アルミホイルの蒸し焼きっぽいものではない。


さほど空腹ではないので、味見程度のつもりで入ったのだが、ひと口食べて、これは全部食うなと思ったのだったw ここのコムジャンオは、生きたものでもないし、韓国産でもない(アメリカ産)が、そんなことは重要ではない。うまければいいのだ。


さらに残ったタレを見て、もったいないとコンギパプを注文。きれいに食べたのであった。恐るべし、ハルメコムジャンオ。



余談。現地ブログで、たばこの煙(におい)が気になったというのを複数見ていて、まぁそれは覚悟して入ったのだが、店内に禁煙マークのシールもあったし、実際に、たばこが吸えないというのであきらめて帰った客もあった。これはうれしかった。たばこのにおいはメシをまずくするからね。

店を出て、トンネ市場を撮って、トンネ駅方向へ歩き、メガマートへ。


買いたかったのは甘いコーヒー。韓国の、あの甘いコーヒーがたまに飲みたくなるので。ヘリムモーテルにもこれ(マイルドモカ)が置かれているので、どこで買うの?と聞いてみたところ、いつもコストコで買っているとのこと。ネッスルのものなのだが、コストコ仕様なのかメーカーホームページにも載っていない。どうやらそれに近い商品が「モカハーモニー」らしいのだが、新商品(らしい)の「シンソナン モカ」も、成分的にはモカハーモニーと同じで、気になっていた。 


メガマートのコーヒー売り場は、ネッスルの商品の、種類、数量違い(50個入りとか)が豊富にそろっていた。それをながめていたら、近くにいた店員アジュマが、あそこで試飲やってるよと教えてくれた。そう、マキシム商品の試飲はときどきあったが、ネスはいままでなかった。行ってみると、それは新商品のシンソナン モカだった。飲んでみると、甘みが少ないというか、コーヒーらしい苦味が残る感じ。アガシに、モカハーモニーとどちらが甘い?と尋ねると、モカハーモニーだと。でもキャンペーンでこっちのほうが安いわよ、とも。でも甘いのがいいのでモカハーモニーにしますた。スティック50個入りで7,700ウォン。


満足して帰路に。地下鉄でチャガルチに戻り、T-moneyに1万ウォン充填して、21時半帰宿。

前へ  次へ

旅行記もくじ