西へ

投稿者:S
投稿日:2015年 3月23日(月)23時14分17秒

初日 ビョダギヘジャングッ

空港に到着後、インフォで光州行きのバスについて尋ねる。空港からも出ているが、ササンからの方が早いみたい。よーし、ササンから行こう。釜山銀行ATMで、前回の残りを引き出し、それだけでは少し不安だったので国際キャッシュカードで20万wほど出金。いきなり地方に行く場合、ナンポドンで両替できないから、その対策を考えておく必要がある。次にsimの設定をする。APNの設定まではできたが、データの利用ができない。(つまりインターネットが使えない)ネットが使えないまま、バス(17:45発 248.3km 22,300w)に乗り込む。3列のバスで、右端の一人席。快適だ。途中1回休憩をはさみ、3時間ほどで光州へ。

バスターミナル(Uスクエア)はでかい。夕食は名物のカモ料理と考えていたが、ネットが使えず何ともならない。仕方なく、近くの24時間営業のなかなか良さそうな食堂(王ビョサラン)に入る。周りのほとんどの人が食べていたトルソビョダギヘジャングッ(8,000w)を注文。石焼ごはんとでかい骨付き肉の入った汁だ。どうもカムジャタンからジャガイモを抜いたものと同じらしい。ソジュと合わせて11,500w。おいしかったです。

宿泊は、バスターミナル2階の24時間営業のサウナ(11,000w)。









2日目 ナジュコムタンと珍島海割れ

投稿者:S
投稿日:2015年 3月23日(月)23時22分51秒

早朝、Uスクエアの無料wifiを使いながら、データの設定に悪戦苦闘。結局うまくいかないまま、ナジュに向かう(6:55 33km 3,400w)。朝ご飯は、ナジュのハヤンチプでナジュコムタンだ。エクスプローラさんのサイトで知った店だ。30分ほどでナジュに着く。さて、まだ8時前、駅前をハヤンチプ方面にぶらついてみる。商店街のようなところを10分ほど歩くと、ナジュコムタンの看板の店が現れる。「もしかして、ハヤンチプも近いのかな」と思い、現地の人に尋ねてみると、「あそこだ」と指さす。「えーっ、そんなうまい話があるか」って思いながら、指さされた方に行ってみると、ハヤンチプがあった。「えーっ、こんな簡単に見つかっていいのか?」って思いながら、朝の8時前に店の前に着く。続々とお客さんがやってくる。中に入って行くのを見て、私も中に入る。「いやぁ、うまそうな感じのする店だ」と、直感する。「コムタン」と注文するも、「スユクコムタン?」と聞き返されたような感じがして、「ネー」と返事をしてしまう。でてきたスユクコムタン(11,000w)、肉の質はマポオクの方がいいなって思ったが、スープはいける。臭みのかけらもない。途中、いきなりクンムルを追加される。ありがたい。うまかったぁ、ナジュコムタン恐るべし。

バスターミナルに戻り、次の木浦行のバス(10:05発 5,800w)まで1時間以上ある。その間にネットの設定に試行錯誤。simのカスタマーサービスに電話をして、やっとネットが使えるようになった。今回は昨日2万w分、電話にチャージし、そこから、1G分(16500w)をデータに回してもらった。普段私は月2Gで済んでいるので、旅行中とはいえ1Gあれば充分。やっとネットも無事使えるようになり、木浦へ。

木浦到着後すぐに珍島行(11:30発 52km 6,200w)に乗り換える。珍島バスターミナルに到着すると、今度は海割れの会場(カゲヘドン)までのバス(12:40発 2,800w)に乗り換え。やっと海割れ会場に到着13:30)。屋台がいっぱい出ていて、ひやかすだけでも楽しい。会場を一通り回った後、少し遅い昼食にする。ある屋台に入り、パジョンとマッコリを頼んで待っていると、屋台の主人のような人が、「もう頼んだのか、日本人か、食事か」と聞いてくる。「ネー」と適当に答えていたら、そのご主人、スタッフになんだかんだとまくし立てる。パンチャンが出てくる。「パジョンにもパンチャンがつくんだ、マッコリまだかな」って思ってたら、いきなり汁ものとご飯が出てくる。レシートを見ると、ソモリクッパ(7,000w)の欄に「1」と書いてある。「シクサ」→ソモリクッパとなったわけだ。うーん。あまり、うまくないし高い。こんなもので腹を満たすのが残念でならない。パジョンとマッコリはほぼすべての屋台で出していたので、別の屋台でおいしくいただき、お腹いっぱいになってしまった。その後も屋台を見ていると、ある屋台でホンオフェを発見。30,000wだ。惹かれるものはあったが、お腹もいっぱいだしやめておきました。無事、海割れも堪能し、ホンオフェに後ろ髪をひかれながらも、木浦まで戻る。

ターミナルに到着すると既に8時を過ぎていた。ターミナルのカフェで休憩した後、夕食はホンオで有名な金メダル食堂にしようと、タクシーの運転手に店名を言うが、なぜか「他のタクシーに行け」と言われる。次のタクシーでも同じだった。仕方ないのでターミナル周辺をぶらつくが、時間も遅くなってきて、これといった店が見つからないのでターミナル近くの24時間営業サウナ(テソンサウナ)に入る。ここでの食事も考えたが、面倒くさくなり、風呂に入ってそのまま寝る。









3日目 ホンオフェ

投稿者:S
投稿日:2015年 3月23日(月)23時26分23秒

朝、タクシーで木浦駅へ。カフェでコーヒーを飲み、朝食にラーメンを食べる。歩いて、海岸沿いへ。フェリーターミナルをぶらつく。当初考えていた黒山島への船もあり、心揺さぶられたが、やっぱりやめときました。海岸沿いを散歩し、ユダル山へ。きつい。何とか、山頂までたどり着いたが、PM2.5のせいか霞がひどく、せっかくの絶景が台無し。再び駅に戻り、インフォメーションでホンオの有名店金メダル食堂の場所を尋ねる。「金メダル食堂はピッサヨ」ってことで、近くの別の店を紹介してもらったが、電話してもらうと残念ながら開いていない。結局、タクシーで金メダル食堂へ。ネットの情報と違い、駅の近くではなく、バスターミナルの方に近い。どうも移転したみたい。他に客はおらず、おばちゃんが一人で切り盛りしている。最初話が通じず、観光案内電話1330を介して交渉する。マッコリ込みでコース1人前70,000w。そしつきっきりで食べ方を指導してくれる。少し不気味。最初の一切れ目は、ただ岩塩につけただけで味わいます。少しかんだ後、深呼吸を繰り返すと鼻に来ました。でも噂ほどではありません。やっぱりホンオの質がいいのかな。(写真1 黒山島のホンオ)二切れ目からはサマプ(写真2)で。うまいのかどうか微妙ですが、なかなかいけます。「マッコリで流し込む」という表現がピッタリでした。その後クイやホンオタンをいただく。高かったけどよかったです。でも、少し不思議な店(おばちゃん)でした。食べ終わる頃、次のお客さんがようやくやってくるといったように、有名店の割に客は少なそうでした。

タクシーでバスターミナルに戻り、釜山へ(4列バス 14:00発 288km 22,500w)。途中、いろいろ寄ってで結局4時間30分ほどかかった。(光州経由のほうがよかったかな)ササン到着時目についたハプチョン一流テジクッパにふらふらと惹かれる。結構にぎわっている。スベク(写真3)+ソジュ(12,000w)を頼む。肉はやはり薄目。(というか、ハルメクッパが厚すぎるのかも)クンムルは赤っぽいが、それほど辛くもなく、うまい。やっぱり結構はやっているだけある。食後は宿探しに、8番バスでチャガルチへ。

ヘリムモーテルで部屋があるかどうか尋ねると、なんと「ない」。明日の予約をして、釜山ゲストハウスへ行ってみる。こちらは空きがある。シングル35,000w。きれいでなかなかいい部屋だ。でもこの季節なのに蚊が多くて往生しました。









四日目 ミョルチ 参鶏湯 テジクッパ

投稿者:S
投稿日:2015年 3月23日(月)23時29分32秒

朝、ヘリムモーテルに荷物を預け、前回朝食がおいしかった食堂に行こうとするも、店名を間違えていて見つからず、仕方なく1003番バスでキジャンへ。途中乗り換え、テビョン港へ。港正面右手はしの食堂(チンジュフェッチプ)でミョルチフェ(20,000)+ソジュをいただく。何も言わなかったので、前回と違いムッチムが来る。結構な量だ。うまかったけど、やっぱりムッチムとただのフェと半々にしてもらうとよかったかな。サービスでしょうか、玄関先で焼いていたクイも少しいただけた。ムッチムの味に飽きてきたところで、とてもうまかったです。

その後バスで、オープンしたばかりの東釜山ロッテアウトレットへ。ちょっとぶらついた後、トンネに寄る186番バスへ。

スヨン交差点付近で降り、トンネ参鶏湯へ。午後2時前だというのに人でいっぱい。すこし待ち、参鶏湯(13,000w)を食べる。ミョルチを食べ終えまだ2時間ほど、腹はあまり空いてなかったけど、どうしても食べたかった。これまた、うまかったです。

食後は温泉。タクシーで温泉場のホシムチョンに向かう。あかすりをしてのんびり温泉につかる。1Fのブロイでビールを飲んだ後は、ハルメクッパへ。まだあまり腹も減ってなかったので軽めにコギクッパ(5,000w)にする。やっぱりスベクの方が肉がいいですね。ほとんどの人はスベクを注文してました。そう言えば、ハルメクッパの大通り対面に、テジクッパの店がオープンしてました。

今日もよく食べました。腹ごなしにナンポドンをぶらつき、宿に。









五日目 ウラクシクタン フェグクス

投稿者:S
投稿日:2015年 3月23日(月)23時32分2秒

宿で、昨日間違えていたウラクシクタンの場所を確認。8時過ぎに向かう。シジミ汁の朝食を食べる。やっぱり、いい。質もいいし、量もいい。しかし3月初旬より1,000wアップの4,000wへと値上げでした。その後すぐ近くのスタバで休憩し、釜山に来たら欠かすことができないチャンニョンシクタンへ地下鉄で向かう。9時40分頃到着。フェグクス(4,000w)を食べる。フェはミルチ(ミョルチ?)だそう。相変わらず量が多く、苦しみながらも完食。ハーフ3,000wってだめかな。。。その後、バス、軽電鉄をのりつぎ、空港へ。余ったお金はすべて口座に入れ、無事帰国しました。

あぁ、そうそう、空港での荷物検査で、カバンの中に入れてあった携帯用ウォシュレットがはじめて引っかかりました。係員の比較的若い男性、「髭剃りか?」って身振りで尋ねるが、首を振ると、カバンの中を確かめると言う。カバンから携帯用ウォシュレットが入った袋を取り出し、現物を取り出す。

 これは何ですか?
 ウォシュレットです
 うぉしゅれっと?
 トイレで使うやつです

係員は水を入れるところのふたをあけ、なんと臭いをかぎだす。「おいおい、やめてくれよ~」と、笑いを押し殺す。係員は、仲間のところにウォシュレットをもっていき、確認しているよう。ほどなくして、「ビデね」と、笑いながら戻ってきた。

まとめ
3月というのに暑い5日間でした。今回は初めての西への旅でしたが、ナジュのコムタン、木浦のホンオが収穫でした。ただ調べたところによると、ホンオフェの本場はナジュだそうです。ナジュにはホンオフェの通りがあるそうです。ナジュでも食べたかったなぁ。

珍島の海割れも良かったです。屋台にホンオフェがあったのは少しびっくりしました。黒山島も行こうと考えてましたが、丸1日かかっちゃうのもなぁってことでやめときました。うーん、行くべきだったかなぁ。

今回もおなかいっぱいです。明日からまた次に備えてダイエットに励みます。





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