1. 2年ぶりのペンデンイ

2011/05/03(火)晴

4時半過ぎ、起床。6:15に家を出発して、7:20に中部国際空港着。チェックイン後、千なり(どらやき)を1個買って、出国手続き。


初めてのGW韓国行き。寒くはないのでクッパモノに期待はできない(してない)が、今回はセンソン(魚)がターゲット。いまが旬の4種を予定。インチョンでペンデンイ、とプサンであと3種。

KE752は予定通り9:35中部国際空港発、インチョン国際空港には11:35着。空港の銀行でとりあえず2万円両替(1万円=125,675ウォン)。そして市内バス306に乗って、インチョン駅停留所に12時半着。

まずはペンデンイ・フェ(刺身)。ペンデンイは2年前に、カンファド(江華島)で食べたことがあったのだが(旅行記はここ)、KBSのある番組を見ていて「うまそう!」と思い、機会があればこの店に行ってみたいと思っていた。下がその番組。



駅前からすぐのところに、その店「スウォンチプ」はあった。このあたりはペンデンイ・フェ・ゴリ(通り)と呼ばれ、ペンデンイの店が軒を連ねているのだが、そのうちの1軒目の店。


モロ、地元の一杯飲み屋。さっそくペンデンイ・フェ(とソジュ)を注文。小ぶりの皿に盛られて出てきたこれが7,000ウォン。さっそく食べてみると、月並みだが、脂が乗っていておいしい。これは、2年前に食したペンデンイでは感じられなかったことだ。あのときは、一切れが大きかったこともあり、味よりも食感のほうが記憶に残っている。それに比べてきょうのこちらは、素直に「うまい」と思えた。2年前のそれは骨を取り除いてあったが、こちらはセッコシ(セゴシ)という違いもある。個人的にはこちらに軍配を上げたい。


チャルモゴッスムニダ!アジュマに、「日本でテレビで見て、食べにきました」と言ったら、驚かれ、「この人、日本から来てくれたってさ!」と常連さん(らしき人)たちに声をかけると、上下ジャージに大きなリュックを背負ったおじさん(私)は、ほぼ満席のお客さん一同に注目されてしまったのであった^^;そして、ソジュとの合計1万ウォンを払い、店を後にしたが、「うまい刺身だったなぁ」と思わず声が出てしまったのだった。


インチョン駅から1号線に乗って、プピョン(富平)駅で降りた。この近くにも「ペンデンイコルモク(通り)」があるらしい。そこは、ペンデンイのクイ(焼き)で有名だとか。しかもヨンタンブル(練炭焼き)の。プライパンやガスの「焼き」はもう結構。魚は(肉もだろうが)ヨンタンブルに限る・・・去年のチョノで得た教訓だ。

2年前のペンデンイ・グイはフライパンでの「焼き」だった。なので、ヨンタンブルの焼きが食いたいなぁと検索していたら、こんな記事を見つけたのだった。で、この日の行動となったわけだが、ブピョン公園の横としか書いてなくて、まぁ行けば何とかなるだろ・・・で来たのだが、自分のいる位置がイマイチ把握できずにいた^^;とそこへ、3人連れの警官が通りがかったので、「ここへ行きたいのですが・・・」と尋ねると、3人それぞれが電話しまくりしてくれるのだが、結局わからず。

とりあえずそこの警察署まで来い、というので付いて行って、しばらくしてその場所が判明。ペグン(白雲)駅からのほうが近い、ここ歩いたら20分ぐらいかかるぞ、と言われたが、「ケンチャナヨ」で教えていただき、そこを目指した歩き出した。

ここかぁ・・・14:20、ペンデンイコルモク着。1軒を除き、すべて閉まっていた。火曜休みってところもあるからなぁ。昼間だからやってないのかもしれんけど・・・と思いながら通りを歩く。いまは下調べ。夕食用にと考えていた。



ここを後にして、こちらのほうが近いと言われたペグン駅まで歩いて行くと、確かに言われたとおりだった。で、さぁてどうしようとなった。夕食時間までの時間の過ごし方だ。このあたりを見物して時間をつぶすか、いったんソウルまで出て(片道1時間)、やることやってここへ戻るか・・・後者を選択した。

ペグン→チョンノ3街→東大入口駅で降りて新羅免税店で買い物を済ませ、そのまま逆に折り返し。18時過ぎ、ペンデンイコルモク着。やはり時間的な問題だったようで、すべての店が営業していた。さてどこの店に入ろうか・・・で昼間もやってたここ、「カンファペンデンイ」に入ることに。ちなみに、あの記事に出ている写真の左から2番目のアジュマの店だった。



念のため確認を・・・「ヨンタンブルのペンデンイグイできますか?」「うちはスップルグイだけど」・・・炭火焼きとはうれしい誤算。いろんなパンチャンとともに運ばれてきたペンデンイは冷凍モノだった。まぁ「焼き」だからケンチャナァ。きっと年中やってるんだろうな、とも思えるのだった。


アジュマは焼きながら、「中国人?」と。「日本人です。この記事を見て日本から来ました。」と例の記事を印刷したものを見せると、「あぁそう!昼間に写真撮ってた人よね」ときた^^;


15尾はあったような。残すつもりだったが、マイペースで食っていたらなくなっていたw。味は、太いというか、身の厚いシシャモを食べているような感じ。2年前に食ったものよりうまい印象。あぁ2年前、苦労して行ったソンスボグ。あれは何だったのか^^;ペンデンイグイ2万ウォンとソジュ3,000ウォンとで23,000ウォンを支払い、店を出た。

ペグン駅からソウル市内に入り、ミョンドンの観光案内所へ行って、PCを使わせてもらったりして、ソウルのいつもの宿「キュイビンジャン」に21時半ごろ着。おお久しぶり!とアジョシに握手を求められ、2泊分6万ウォンを支払いチェックイン。シャワーを浴び、あすのことを考えながら、寝た。

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